【いろは】カリキュラム紹介③運動療法

みなさん、こんにちは!放課後等デイサービス「いろは」の支援員Aです!
いやはや、、、はや10月の半ば、もう忘年会の話題なんかになったりしていまして、、、、
光陰矢のごとし、人生朝露のごとし、歳月人を待たず、あっという間に過ぎ去ってしまいますね。
仕事の時間はなぜか遅々としたものですけどね!!(汗)
そんなこんなでもうじき児童発達支援がオープンいたします。
オープン日は11月1日です。皆様こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、本題です!今回は放課後等デイサービス「いろは」のカリキュラム③「運動療法」についてお話しさせていただきます。
そもそも運動療法って?

厚生労働省のe-ヘルスネットによれば運動療法とは
障害や疾患の治療や予防のために運動を活用すること
とのこと。糖尿病の治療で薬物療法・食事療法、そして運動療法、と病院で聞く機会の方が多いワードかもしれません。
ですが、放課後等デイサービスにおける「運動療法」は治療・予防よりも療育的側面が強いのです。
運動とは何も身体を動かすことだけではありません。スポーツを通して、コミュニケーション能力を培ったり、五感を養ったり。
利用者様の発達機能の活性化に大いに役立ちます。
放デイにおける「運動療法の価値」

突然ですが「スキャモンの発育曲線」ってご存じでしょうか?
この資料自体1930年代のものでかなり古いものですが、子供の発育となるとよく見かけるグラフです。

それがコチラ!
これが何かというと子供の臓器の発達パターンを4つに分けたものです。
リンパ系は10歳頃をピークに成人よりも発達し、成人に近づくにつれ落ちていくことがわかります。一般型は年齢に比例して上昇していっていますね。
ここで注目してもらいたいのが「神経系」です。
神経系は幼児期から急速に伸びて行き10歳~12歳では成人と変わらないレベルまで到達します。
皆さん、心当たりはないでしょうか?テレビなどで「天才スポーツ少年・少女」として小学5・6年生が取り上げられるのを。
そうなんです!運動に大事な神経系は10~12歳で成人と大差ないため、人によっては大人顔負けの活躍ができるんですね。
つまりです!幼少期の運動は神経系の発達にとても効く!ということです。
育ち盛りの新芽に水をたっぷりあげてもドンドン育つようなイメージです。ここに放課後等デイサービスにおける運動療法は発達支援的な価値が大いにあるのです。
わたしも幼少期に運動療法を受けていれば、、、、!
でも大人になってからの運動は「予防」的にはとっても効果的ですよ!全然いまからでも運動習慣はじめましょう!!
・・・・・ま、まあ、うん、そうですよね!明日からはじめますネ!
いろはでの「運動療法」


では、「いろは」ではどのような運動療法をおこなっているのかご紹介します。
まず、「いろは」のアピールポイントとしてプレイルームがあります!なんとプレイルームの常設遊具は大工さんの手作り!
部屋をぐるりとウンテイで一周できるようになっていたり、ブランコできたり、なわ登り、ハシゴがあったり。
利用者様に大人気の部屋で終始飛んだり跳ねたりされています。
このプレイルームで資格を持った支援員が利用者様ひとりひとりの歩幅に合わせたプログラムを提供しています。
利用者様の特性で、各感覚の統合が上手くいかず落ち着きがなかったり、特定の刺激に敏感鈍感であったりする場合は、体の感覚が統合されるように運動したり触れたりできるようにプログラムを組みます。
コミュニケーション面で難しいところがある場合は、意思疎通がメインの運動を多くプログラムに取り込みます。
有資格者が、利用者様の発達特性にあわせた運動療育を提供していること
これが「いろは」での運動療育の強みです。
なるほど、、、運動するだけならスポーツクラブでもいいけど、発達特性にあわせた運動療法ができる、、、この点が「いろは」の強みなんですね!
まとめ

いかがだったでしょうか?いろはのカリキュラム「運動療法」をご紹介いたしまいた。
ざっくりまとめると
①放デイにおける「運動療法」は予防よりも五感を培う療育の側面が強い
②神経系が発達する幼少期に「運動療法」をおこなうとドンドン五感と感覚統合が進む
③いろはでの「運動療法」は器具だけプログラムだけではなく、有資格者が実践している
ということです!また続々とカリキュラムを紹介していきますねー!ぜひお楽しみに!
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