【いろは】カリキュラム紹介②お箸の練習

こんにちは!高知市の薊野西町にある放課後等デイサービス「いろは」スタッフのAです!

9月9日にオープンしたてのいろはもあと2日で一ヶ月でございます、、、
お陰様で一周月(?)利用者様ともども健やかに開所できている事、感謝です!

さて、今回も、いろはで実施しているカリキュラムのご紹介をしていきますよー

第2弾は「お箸の練習」です!

お箸をつかうときに、グーでもったり、お箸をバツにしてしまったり、、、でも、どうやってトレーニングしたらいいかわからない。
そんなお悩みあるかと思います、、、「いろは」でのお箸トレーニングをご紹介します!

「お箸の持ち方」は品性とみられがち?

『マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)』が実施した独身男女420人に恋人や気になる異性の「食事マナー」に関するアンケートでは「箸の持ち方が悪い・汚い」が男性では5位、女性では4位にランクインするほど「異性の食事マナー」として気になること、という結果が出ています。
(参照元:株式会社ネクストベル「男女420人に大調査!恋が冷める「異性の食事マナー」ワースト10発表」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000032757.html)

具体的には、「対面で食事をすると箸を握るように持っていて幻滅」「箸の持ち方が汚く、気になってしまい食事を楽しめなかった」など、箸の持ち方は対面だと特に気になるものです。「箸の上げ下ろし」(一挙一動の細かい動作)「箸を持って食うばかり」(それ以上はしようがないほど十分に世話をすることのたとえ)など慣用句に多くあるほど、日本では箸の持ち方、所作を気にする文化があります。

とはいえ、物心ついた時にはお箸が使えていて、どのようにトレーニングしていたのかは覚えていないし、教えてもらうこともあまり無いのが現状。
幼少期のお箸トレーニングはどのようにしたらよいのでしょうか?

ちなみにランキングの1位は男女ともに「くちゃくちゃ食べる」です。
くちゃくちゃ、は、気になっちゃいますよね、、、

秘密兵器「エジソンのお箸」

画像参照元「EDISONmama」https://edisonmama.com/chopsticks/?srsltid=AfmBOorQeAx01lPnRdGs-OH82cyMCS5nwxHU_DpHjB6zhPAT9YB6Kplc

放課後等デイサービス「いろは」でのお箸トレーニングでは「EDISON mama」様のエジソンのお箸をつかっておこなっております!

リングを指にいれてトレイからボールを左から右へ、右から左へ、、、慣れてきたら、リングを外して通常のお箸に近い状態でチャレンジ!
ステップアップができるお箸サポートです!

でも、、、!でもですよ!

じゃあ、この「エジソンのお箸」をご家庭で買ってやればいいのでは?

と、なりますよね、、、別に「いろは」のトレーニングである必要がないというか、家庭でもできるじゃないか、というか、、、

そこで次は「お箸の持ち方」と

発達性協調運動障害

の関係についてお話しさせていただきます!

「エジソンのお箸」は本当に素晴らしい商品なので、ご家庭でもぜひ!
あ!でも、「いろは」のご利用も検討いただけると、うれしい、、、です、、、!

発達性強調運動障害とお箸

知的発達や筋肉や神経などの異常に関係なく、視覚や嗅覚、姿勢、手足をまとめて1つのスムーズな動きにすることが難しい障害です。

これは自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害の方に数パーセント持っている方がいます。
問題なのは障害そのものではなく、この障害ゆえに発生する日常生活の「困難」です。

その困難のひとつに「お箸をうまく持つことができない」があるのです。
お箸を所作良く持つには、各指の協調的な動きが必要になります。ですが、これが難しい場合どうなるでしょうか?

そうです、各指が同じ動きをしてお箸を握るように持ってしまいます。

そこで、注意され、怒られても、障害から来ている「困難」なので、言われてできるものではありません。
怒られるのが怖いから、人前で食事をとらなくなる、など、さらなる日常生活の困難が生じてしますのです。
これは、お箸に限った事ではなく「運動」や「音楽」「学習」はたまた「コミュニケーション」など様々な場面で起きえます。

運動ができずに、幼少期に笑われて、運動を控えるようになってしまう、、、
本人も周りの人も障害と知らずに悲しい結果を生み出してしまっていることは良くあります

専門的支援の大切さ

「餅は餅屋」「海の事は漁師に問え」とことわざにあるように、案外、専門家に任せたほうがすんなりと解決することはあります。

この点、私たちは「障害をお持ちの利用者様の発育支援」の専門家です。

わたしたち放課後等デイサービス「いろは」では資格を持った支援員が利用者様の障害特性や性格を加味して、お箸トレーニングを支援しています。

「エジソンのお箸」ばかりでなく、遊具を通して基本的な筋肉をきたえたり、体幹を鍛えることも利用者様によっては効果的です。
性格や成長スピードなど様々な要素を加味して、支援にあたるので、安心して失敗して取り組むことができます。

いろはの指針は「元気に、笑顔いっぱい。生活の基本を楽しく学ぼう!」

経験と知識を活かして、利用者様が「困難」に自主的に取り組めるようにサポートしてまいります。

放課後等デイサービス「いろは」の問い合わせや見学希望などお待ちしております、、、!
お気軽にご相談くださいませ。

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